海外旅行に強いクレジットカードはどれ？　年会費別に「海外旅行保険」をわかりやすく比較【2025年版】

公開日：2025-12-11

海外旅行に出発する前に、意外と見落としがちな「海外旅行保険」。
しかし、実際はクレジットカードに付帯している保険だけで十分なこともあります。

特に

• 出費をできるだけ抑えたい
• 持っているカードだけでどこまで補償されているか知りたい

という人にとって、クレジットカードの保険を知ることは大きな助けになります。

そこで今回は、利用者が多く、かつ
年会費無料または年会費を抑えられる主要カード
を中心に、海外旅行保険の付帯状況を徹底比較しました。

あなたがすでに持っているカードでどこまで補償されるのか、ぜひ照らし合わせてみてください。

年会費無料（または実質無料）カードの海外旅行保険比較

以下は、年会費がかからない、または条件付きで無料になるカードの一覧です。
「旅行代金をカードで払う必要がある＝利用付帯」のカードが多いため、支払い条件にも注意してください。

※補償内容は最新版の「補償のしおり」を確認することをおすすめします。

年会費無料カードまとめ表

年会費あり（または条件付き）カードの海外旅行保険比較

※今回は「年会費が1万円以下のカード」を対象外にしています。

年会費ありカードまとめ表

海外旅行保険のないクレジットカード

以下のカードでは海外旅行保険の付帯確認できませんでした。

• PayPayカード
• イオンカードセレクトカード

海外旅行保険をカードでカバーする際の注意点

海外旅行保険付きカードを使う際は、以下を必ず確認してください。

1. 自動付帯か？利用付帯か？

• 自動付帯：持っているだけで適用
• 利用付帯：旅行代金の一部や公共交通機関の支払いをカードでするなど，条件を満たす必要あり

特に「安い航空券を別サイトで買った」「一部だけ別のカードで決済した」などは注意。 海外ツアーの決済のみが対象となる場合や

• 楽天カード・楽天ゴールドカード

出国前の決済のみが対象となる場合

• イオンゴールドカードセレクト
• 三井住友カード（NL）・三井住友カード ゴールド（NL）

があります。

2. 一番重要なのは「治療費用」の金額

海外で最も高額になるのは治療費（ケガ・病気）。
死亡保障よりも、ここが厚いカードが“本当に使えるカード”です。

3. 複数カードの補償は“合算”できる

治療費・携行品・救援費用などは、
複数のカードを持っていれば上限額が合算される 場合があります。
（ただし死亡・後遺障害は合算されません）

まとめ

今回の比較からわかるように、
年会費無料カードでも十分に海外旅行保険がつくものがある 一方で、
詳細な補償額はカードによって大きく変わります。

• 年会費をかけずに補償を重視 → エポスカード（一般）
• 普段遣いも兼ねてシンプルに → 楽天カード
• ゴールドで強い補償 → エポスゴールドカード

あなたがすでに持っているカードがどこまで補償されているか、 ぜひこの表を使って照らし合わせてください。

参考文献

• イオンゴールドカードセレクト
• エポスカード・エポスゴールドカード
• JCBカード W
• JCB一般カード
• dカード
• ビックカメラSuicaカード
• 楽天カード
• 三井住友カード（NL）・三井住友カード ゴールド（NL）
• 三菱UFJカード
• 三菱UFJカードゴールド
• リクルートカード
• ルミネカード